案内役 藤原さんと自転車で走る「佐伯」旅
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佐伯エリアの紹介
海風を浴びながら、さわやかな離島ライド
かつて佐伯藩の城下町として栄えた佐伯市は、「佐伯の殿様 浦でもつ、浦の恵みは山でもつ」という言葉にもあるように、山海の恵み豊かな食の宝庫。特に、佐伯湾や鶴見漁港で水揚げされる新鮮な魚は観光の目玉のひとつで、大分県の水揚げ量のうち7割のシェアを誇り、魚種は350種。漁師町ならではのあたたかな人とのつながりも楽しい地域です。
案内役(現地ガイド)とルートの紹介
ガイド紹介(藤原容子さん)
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一般財団法人観光まちづくり佐伯に勤務しながら、サイクリングガイドとしても活動。参加者が興味をひきつけられるガイドを実践するために、図書館などに通い佐伯の歴史について研究を重ねています。佐伯には史実に残っていない歴史も多いため、より“夢のある説”をメインに、学校では教えてくれない背景などを織り交ぜたトークで楽しませてくれます。
今回のルートについて
今回のルート:大入島ポタコース/所要時間約3時間(食事の時間を含む)
佐伯駅前から出発し、フェリーで移動して大入島へ。一周約17㎞のコンパクトな島の海岸線をぐるりと巡りながら、名物グルメやスポットもくまなく楽しみます。海岸線を走れば、横目に陽光を浴びて輝く海、一方で島の中心部には木々が生い茂る森と、島ならではの豊かな自然を存分に満喫できます。染めもの体験などを盛り込んだツアーを組むことも可能です。フェリーで佐伯市本土へ戻ってツアーは終了ですが、ツアー後に立ち寄りたい癒しのスポットもご紹介します。
立寄スポット
佐伯市観光案内所 〜佐伯市内サイクリングの拠点。レンタサイクルも豊富!〜
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ガイドの藤原さんと一緒に、サイクリングツアーにいざ出発!
電話番号:0972-23-3400
住所:佐伯市駅前2-6-37
受付時間:9:00~18:00(レンタサイクル利用は、17:30まで)
定休日:年末年始
URL:https://www.saiki-cycle.net/
Instagram:https://www.instagram.com/saiki_tourism/
佐伯駅に隣接する『佐伯市観光案内所』(or『さいきリングターミナル』)には、県内最大級の数を誇るeバイク(電動自転車)30台のほか、クロスバイクやシティサイクル、子供用バイクなど45台を保有しています。
2005年の市町村合併によって九州で一番面積の広い市になったことをきっかけに、エリアで異なる佐伯市の魅力をより気軽に楽しめるようにと、「サイクルツーリズム」を推進してきたこともあり、“サイクリストにやさしいまち”として地域をあげて整備や環境づくを実践。毎年開催されているサイクルイベント「ツール・ド・佐伯」をはじめとするレースの会場にもなっています。市内各所にはサイクルスタンドや空気入れ、工具など、サイクリングを快適に楽しめる設備を完備しているスポットもたくさんあるので、初心者も安心して楽しめます。
さいき海の市場〇(まる) 鮮度壱番 〜佐伯でとれる新鮮な海の幸が大集合!〜
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地元の人から観光客まで、連日たくさんの人でにぎわう佐伯の人気スポット。
電話番号:0120-413-780
住所:大分県佐伯市葛港3-21
営業時間:9:30~18:00
定休日:1/1
URL:https://uminoichiba.jp/uminoichiba/
Instagram:https://www.instagram.com/saiki_uminoichiba_maru/
近隣の佐伯湾や鶴見漁港で水揚げされる地魚をメインに、大分県産魚を刺身、寿司、惣菜などで提供している『鮮度壱番』。目利きのスタッフさんが仲買人から直接仕入れているから、どれを食べても間違いなしのおいしさです。中でも、名物の佐伯産本マグロは一頭丸ごと買い付けているので、赤身、中トロ、大トロなどをはじめ、希少部位も提供ができるんだそうです。
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「寿司バラ売りコーナー」。ネタが新鮮で大きめなのもうれしい!
行列必至の「寿司バラ売りコーナー」には、佐伯産本マグロをはじめ、旬魚のお寿司が常時20種類以上並んでいて、どれにしようかと悩む時間も楽しいです。今回はサイクリングの前に、贅沢な朝ごはんを。鮮度はもちろんですが、ネタが大きくて食べ応え抜群!佐伯の魚のおいしさに感動してください。
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9:30からオープンしているので、ちょっと遅めの「寿司モーニング」にぜひ。
大入島フェリー乗り場 〜船旅からスタートする島サイクリング〜
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佐伯港と大入島を結ぶフェリーからは、佐伯湾に浮かぶ島々が見られます。
電話番号:0972-23-2880
住所:大分県佐伯市葛港18−2
営業時間:佐伯発/始発7:15 最終18:15・大入島発/始発7:00 最終18:00
URL:https://www.visit-saiki.jp/spots/detail/1afde1a3-7f73-411f-99f9-e13869090859
佐伯駅から自転車で約5分。佐伯港にある『大入島フェリー乗り場』から、フェリーに乗って大入島へと向かいます。車や自転車で島めぐりを楽しむために訪れる観光客はもちろんですが、大入島に住む人にとっては通勤や買い物など日々の交通手段。宅配のトラックや郵便局員さんも利用しています。
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移動時間は約7分。あっという間に到着です。
フェリーに揺られながら移動時間も、デッキに出て海風を感じれば、いよいよはじまるサイクリング旅に胸が高まります。おだやかな青い海に浮かぶ島々、リアス式海岸ならではの複雑に入り組んだ地形など、この場所でしか見られない美しい景色もお見逃しなく。フェリーに乗るという非日常も、旅の気分を盛り上げてくれます。
※自転車持ち込みには特殊手荷物代(200円)が別途必要です。
舟隠(ふなかくし) 〜海の上を歩いているような不思議体験〜
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「海の細道」で撮影した一枚。心地よい風が潮の香りを運んでくる癒しのスポットです。
住所:大分県佐伯市佐伯湾
『舟隠』とは、文字通り舟を隠す場所。戦いの際などに敵陣に見つからないように、船を隠した入り江や洞窟のことを指します。大入島にもその歴史が残る場所があり、舟隠として使用しなくなった以降は、ここでブリの養殖をしていたこともあったそうです。
静寂な森を抜けると、目の前が一気にひらけ、小さな入り江がおだやかな波を立てながら迎えてくれます。海の中をのぞいてみると、時間帯や季節によってさまざまな魚が泳いでいる姿を見ることもできます。
入り江と外海を隔てる防波堤は「海の細道」と呼ばれていて、その上を歩くと海を割きながら歩いているような不思議な感覚に。岸から撮影すれば、海の上を歩いているような写真も撮れますよ。敷地内には自転車で入れないので、入口に停めて徒歩での散策をお願いします。
加茂(かも)神社 〜海と山に抱かれた、小さな神社〜
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静けさに包まれる島の神社で、歴史に思いを馳せる時間を。
住所:大分県佐伯市高松浦260
大入島には集落ごとに小さな神社が点在していて、全部で9ヵ所に神社があります。ここ、高松地区にある『加茂神社』もそのうちのひとつで、地域の信仰を支えてきた存在。今もなお、島の守護神として大切に守られています。
拝殿に入ってぜひ見てほしいのが天井絵です。佐伯にゆかりのあるものや海の生き物、縁起が良いとされる生物が描かれているようで、カラフルで存在感のあるタッチに思わず見入ってしまいます。
京都の下鴨神社(賀茂御祖神社)の分霊が祀られているという説が有力ですが、古い資料が残っていないこともあって、誰が祀られているのか、天井絵が描かれている理由などには複数の説がある謎多き神社なんです。そんな謎も、この神社のストーリーとして楽しんでもらいたいです。
海の家あじも 〜佐伯名物が味わえる、島旅の「お休み処」〜
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笑顔で迎えてくれるお母さんたちとの交流も楽しみのひとつです。
住所:佐伯市片神浦860-2
営業時間:11:00~15:00
定休日:月~金曜
遠浅の海岸が広がる白浜海水浴場の目の前にある『海の家あじも』は、大入島のお母さんたちが営むお店。焼きそば、たこ焼き、お好み焼きなど、手作りのやさしさがつまった食事を提供しています。扉を開けると、元気なお母さんたちが大歓迎してくれて、初めて訪れた人もすぐに仲良くなれますよ。
ここでぜひ食べてほしいのが、佐伯が誇るブランド牡蠣「大入島オイスター」が入った焼きそばです。ジューシーで繊細なうまみが特徴の牡蠣がたっぷり入った贅沢グルメ。高級食材を気軽に楽しめるのは、現地を訪れた人だけの特権ですね。
他にも、一年で数日しか収穫時期がない希少な「やまもも」で作るジュースや蒸しパンなど、ご当地ならではのグルメを存分に楽しみましょう。サイクリングツアーでは、事前予約で「やまももの草木染め体験」なども実施しています。
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目の前に広がる白浜海水浴場では、ヒトデやエイ、エビなどの生物に出合えることも。
荒網代(あらじろだい)展望テラス 〜「これぞ島旅」を実感できる、佐伯湾を一望する絶景スポット〜
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360度大パノラマの美しい景色。背後には山が広がり、海と山の両方の豊かさを感じられる場所です。
住所:大分県佐伯市荒網代浦298-2
大入島の東側に位置し、九州最東端の鶴見半島が見える絶景スポット。日本で最初の日の出が見える場所でもあり、展望テラスからはリアス式海岸ならではの地形を見ることもできます。
早朝から夕方まで常に太陽の光が当たり、おだやかにゆらぐ波に反射して海面を輝かせます。海面のゆらぎには癒しの効果があるそうで、いつまでも眺めていたくなるような、私もお気に入りの場所です。大入島の中ではまだあまり知られていないスポットなので観光客も少なく、誰にも邪魔されない静かな時間を過ごせます。
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漁船が行き交う光景や、クルーズ船が停泊する様子が見られることもあります。
島ならではの魅力をぎゅっと凝縮したような風景が見られるこの場所ですが、実は展望所の下は排水処理施設で、3階部分をテラスとして一般に開放しています。きれいなトイレも整備されているので、サイクリングの休憩スポットとしても便利です。
やよいの湯 〜サイクリングツアーのあとは、お風呂で一息〜
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温泉ではなく地下水を利用した入浴施設ですが、特有のクセがないので子どもからお年寄りまで楽しめます。
電話番号:0972-46-5841
住所:大分県佐伯市弥生大字上小倉898-1
営業時間:10:00~21:00(受付終了20:20)
定休日:第2火曜
URL:https://www.michinoeki-yayoi.com/
レンタサイクルを返却してツアーは終了。旅のほどよい疲れを癒しながら一日の余韻に浸るために車で向かったのは、佐伯市弥生にある「やよいの湯」です。地元の常連さんをはじめ、週末には遠方から訪れる人も多い温泉施設です。大きなガラス戸から陽光が差し込む洋風風呂、ほっと落ち着く雰囲気の和風風呂の2タイプがあり、それぞれに露天風呂もあります。ロウリュサウナやジャグジーなどもあって、まるでお風呂のテーマパーク!サイクリングの旅を振り返りながら、心地よい疲れを癒しましょう。
同じ敷地内には、地元の新鮮な農産物や名物土産が並ぶ「道の駅やよい」や、佐伯市を流れる一級河川・番匠川を再現した水族館「番匠おさかな館」、大分の郷土料理を提供する「食事処くうちくり」、パンケーキやクレープなどが人気の「Café Rin」と、楽しめる要素が盛りだくさんです。
ガイドツアーを終えて
常に海風を感じながらの“島サイクリング”は、どこを走っても海や山が広がっていて、豊かな自然に癒されました。平坦な道ばかりだったので、初心者やお子様も安心して楽しめそうです。各所にサイクルスタンドや空気入れなどが設置されていて、「サイクリストにやさしいまち」を実感しました。
ガイドの藤原さんからメッセージ
九州一面積が広い市・佐伯市で、今回は「海の魅力」をメインに楽しむルートでしたが、山、川、城下町など、佐伯市には他にも魅力がいっぱいです。体験を織り交ぜたコースもご提案できますので、ぜひガイドツアーにご参加ください。
お問い合わせ先
TEL:0972-23-3400(佐伯市観光協会)
URL:https://www.saiki-cycle.net/
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佐伯ツアーの様子は、Instagramの ショート動画 でも発信中。
臨場感溢れるツアーの様子をぜひInstagramからチェックしてみてください!